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4/27(火)・28(水)「KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2020 “202020”」中野サンプラザホール公演に関しまして 

日頃から斉藤和義を応援いただき、ありがとうございます。
昨年開催予定だった“202020”ツアー全公演の延期等により、公演を楽しみにお待ちいただいていた皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、心からお詫び申し上げます。また4月14日から始まる予定でしたツアーの初日から5公演(石川・本多の森ホール、新潟・新潟テルサ、長野・ホクト文化ホール、埼玉・ウェスタ川越、茨城・ザ・ヒロサワ・シティ会館)が開催中止となりましたことも、重ねてお詫び申し上げます。
 
そんな中、4月27日、28日の中野サンプラザホールのコンサートは、予定していた内容を変更して開催し、同時に後日配信することを発表させていただきました。そして会場にお越しいただくお客さまの人数を政府が規定する会場収容人数の50%以下に収めるために、一旦全てのチケットを払い戻し、改めてチケットの再発売を行うことを決めました。この経緯に関して、この場を借りてご説明させていただければと思います。少し長くなりますが、お付き合いください。
 
“202020”ツアーの公演延期を最初に決定したのは、初日の埼玉・川口総合文化センターリリア公演の数日前のことでした。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から致し方ないこととはいえ、大変に苦しい決断でした。その後も感染状況の悪化により公演は次々と延期にせざるを得ませんでしたが、希望を胸に、振替公演の調整を続けてきました。斉藤和義も、1日も早くステージに立つ日が来ることを待ちわびつつ、日々変わっていく状況を冷静に受け止めながら毎日を過ごしていました。その中で生まれてくる曲を形にする作業を進めてもいました。そして途中からモードをアルバム制作へと切り替え、完成させたのが3月24日に発売される新作『55 STONES』です。これにより“202020”ツアーは“202020 & 55 STONES”ツアーとタイトルを変更し、2枚のアルバムで構成する構想となりました。
 
しかし年明けに発令された緊急事態宣言とその延長により、私たちは再びツアー開催についての検討を余儀なくされました。一旦は4月の全公演中止も考えましたが、メンバーとスタッフの生活圏内である東京都内での会場であれば長い移動の必要がなく、気に掛ける弊害も少ないことや、十分な感染防止対策を取ればコンサートを開催できるのではないかと考え、中野サンプラザホール公演の開催を決断いたしました。これから続くツアーのスタートを決意するには望ましい地だと考えています。更に、この中野サンプラザホール2DAYSは特別企画として、“202020”ツアーで演奏されるはずだったセットリストでの公演を考えました。“202020”ツアーを楽しみにお待ちいただいていた方たちのために。ゲネプロまで行ったものの、全てのツアー公演が延期や中止になってしまったメンバーやスタッフ、私たちが次に進むステージに向けて気持ちの整理をつけるためにも。但し、この2DAYSでは収容人数も限られてしまいますので、会場に足を運んでくださる方だけでなく、昨年からツアーを待ち望んでくださっている多くの方々に楽しんでいただきたく、後日配信することも決めました。
 
本来であれば、直にステージ上のミュージシャンの動きやテクニックが見られる客席で、大音量ならではの音圧を体全体で感じ、照明をはじめとするさまざまな演出効果を含めて楽曲を楽しんでいただくのが最善であることは十分承知しています。今回は可能な限りその生の臨場感を大切に配信映像と音源を制作しようと考えていますので、ぜひ配信でもコンサートをお楽しみいただけますよう切に願っております。
 
新型コロナウイルス感染症に“日常”が奪われてから、もう1年以上が過ぎました。終わりはまだ見えません。以前のようにコンサート会場で多くの皆さまにお会いできる日が1日も早く来ることを祈りつつ、私たちは私たちのできることを精一杯続けていきたいと思っております。皆さまも感染にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。
 
Rumble Catsコンサート制作部

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